このシステムは古い?新しい?いや、面白い!「Lifeline」
今週の無料アプリ「Lifeline」、私は有料で買ったんですよねぇ...。
しかし、そんな微妙な気持ちより、このゲームの良さを伝えたい気持ちが、キーボードを叩かせています。
正直、元値である120円でも買いです。無料なら人生を120回やり直しても、103回は買います(17回はネットが使えなかったんでしょう)。
・古くて新しいシステム
基本システムは、選択肢付き小説といった感じです。どこか遠くの星に漂流した人物から流れてくる質問に答え、導くという、一見すると探せば数多く類似品が見つかりそうなシステムです。
しかし、ゲーム内の時間進行と現実の時間進行をリンクさせ、「ちょっと数時間かけて崖に行ってくるから待ってて」となれば本当に数時間待たされる要素は、現代のスマフォ社会に驚くべきほどマッチしており、まるで実際におこっていると錯覚させてくれます。
・小粋な文章
さらに、その雰囲気を盛り上げてくれる小粋な文章も大きな魅力です。若干日本人には馴染みが薄そうなネタもねじ込んできますが、貴方がDoctor Whoとはドラマの名前であると分かるタイプの人なら通常の1.7倍は楽しめるでしょう。
ちなみに、もしあなたが英語を学んでいるor学んだから維持しているなら、これは最高のテキストブックになるでしょう。楽しい文章を、より深く理解することが求められるゲームなんて(教育用のカッチコチのじゃなくて!)、そう滅多にありません。
・最後に
このゲームは、すでに続編となる「Lifeline 2」と「Lifeline 3」が出ています。そう、面白さは証明済みなんです。もちろん、2を買わないと夜も眠れないようなエンディングが待っているのではなく、しっかり完結します。
どうせ、無料です(セールが終わっていてもコーヒーより安い!)。現代における非グラフィック依存型ゲームの可能性を是非味わってみてください!
そして、全国のLifelineファン(将来のあなたを含む)が「Lifeline4」と出会うためのきっかけになってください(ゲームはユーザーの支持で出来ています)。